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丹羽さん「信長様からお呼びがかかった。皆の者、安土へ参るぞ!」
私「ははっ!長秀さまっ!」
そんな妄想をしながら佐和山から安土へ向かいます。
実際、安土普請奉行を務めていた最中や
信長様の居城が安土に変わってから呼び出しを受けた時の
丹羽さんはこの道のりを何度も往復してたんですよねえ。
かつて丹羽さんが通った道を通ってると思うと
感慨深い気持ちになります。
彦根駅から安土まで快速で約20分。距離にして18km。
馬で移動すると…時速40kmぐらいだとして、27分ぐらい?
近いような遠いような微妙な距離…。
ちなみに、佐和山の山頂から安土山は
間に別の山があって見えませんでした。
ここら辺って山、結構多いんですね。
安土駅に到着!
いつの間にか午後三時…。
あれ?安土城って5時に閉まるんじゃなかったっけ?
焦ります;
まずは駅前にある信長様の像にご挨拶…と思って外に出たら
ちょうど工事をしてる最中だったようで見れませんでしたorz
悲しいので観光案内所の前に立ってた信長様ののぼりをパシャリ。
案内所の中を軽く見て、特に何も無かったのでスグに出、
急ぎ足で安土城へ!
…行こうと思ったら、駅前の自転車レンタルのお店の人に
「今からお城行くの?結構遠いよ?閉まっちゃうよ?」と声をかけられたので
悩んだあげく、レンタルすることに。
「お城の中も結構広いからねえ。あんなお城作るなんてさすが
信長公様だよねえ」と言う店員さん。
地元の方の信長様愛を感じてニヤニヤv
そんな素晴らしいお城の普請奉行を任された、信長様の信頼厚き家臣・
丹羽長秀様の事もたまには思い出してあげてくださいね!(心の中で)
15分ぐらいで安土城へ到着。
歩きだと倍はかかりますよね。
自転車借りて正解でした。
入り口で入城料を払い「5時までには降りて来てくださいね」と言われ
いざ登頂!
そうそう、これこれー!
安土といえば、この石段が延々続く光景ですよね!感動!
しかし、入り口入ってスグ石段だった事にびっくりしました;
もうちょっと広場になってるようなスペースがあるかと。
天主までどれぐらい時間がかかるかわからなかったので
脇道の家臣宅跡を見るのは後にして
一気に天主を目指すことに。
佐和山よりマシと聞いてましたが結構ここも登りますね?
階段か山道かの違いだけで距離は同じぐらいに感じました。
一日に2つの山を昇り降りするハメになるとは;
最近ランニングで足腰を鍛えてて良かったぜ!
佐和山とは違ってこちらではポツポツ人に会いました。
海外の規模小さめの団体さんとか、カップルとか、お一人様とか。
それでも平日、しかも閉城間際なのですごーく少ないです。
30分ぐらいで天主跡へ。
ここの景色は…正直、佐和山よりちょっと低いな~程度にしか
思わなかったのですが(信長様に怒られる?)
ここに天主が建っていた時には、
その最上階からの眺めは絶景だったんだろうなあと想像します。
再び丹羽さん人形と記念撮影。
との~。五郎左、参上致しましたぞ~。
閉城まで割りと時間があったのでのんびりと下山致します。
秀吉・一益・丹羽さんで引き上げたという蛇石らしき石。
(ネット情報)
それにしては小さすぎなような。
割れたという事なんでしょうか?
説明看板がないので不明です;
石段の途中、ふと足元を見ると「信」の文字に見える
模様を持つ石を発見。
これを見つけたら何かご利益がある…とかないですかね(笑)
家臣のお宅訪問。
敷地内に入っちゃってもいいんですねー。
外から眺めるだけかと思ってました。
「秀吉、ちょっと邪魔するでー」とか心の中でつぶやきながら
敷地内をウロウロしてましたw
秀吉邸跡の石碑、今にも崩れそうですが大丈夫でしょうか;
丹羽長秀邸はどこにあったんでしょうねえ。
信長公記に、1577年に信忠さんが安土に来た時に
長秀邸に泊まったという記述がありますので
その時の信長様の仮の邸宅(当時はまだ天主が完成していなかった)に
近い場所だとは思うのですが
その信長様の仮邸宅の場所も分かってないようですし…。
そこら辺の事も早く分かると良いですなあ。
二王門。
ここと三重塔は安土築城時にあったものが
そのまま残っているみたいです。貴重!
一通り見ることが出来たのでお城を出ることに。
入り口に少しだけお土産が置いてあったので
赤こんにゃくを買いました。
近江の名物!ここでも買えるんですね!
信長様から直接売ってもらったような気持ちになれて嬉しいですv
時間は5時過ぎ。大分日も沈みかけ
もうどこのお店も閉まってそうですが
せっかくなので安土の街をサイクリング。
閉まってる信長の館と城郭資料館。
ここでしか入手出来ない安土城の情報など
結構ありそうですし、
また改めて来たいです。
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次の日に大阪城へ。
ここにもちょっとだけ丹羽さんスポットがあるんですよね。
若干足に筋肉痛を感じながらも朝からお城へ。
実家から歩いて行けるので昨日と違って移動は楽ちんです。
はい。本能寺後に、信澄さんを討つ時に丹羽さんが待機していたという
大阪城の玉造口です!
ここに長秀軍がきちっと整列して待機してる姿を想像しましょう。
この時、信孝さんは京橋口、信澄さんは千貫櫓に居たそうで。
丹羽さんと信澄さん…安土の土木工事を任された二人。
工事完了後は、またこのコンビで大阪城(当時はまだ、ただの
本願寺跡だったと思われる)の城代を任されたという説もあり。
なので、信長は次にこの地にまた自分の居城を築く予定だった
のではないかという説もあり。
そんな長年仕事のパートナーだった信澄さんを討つ事になった時の
丹羽さんの気持ちはどうだったんでしょうか…。
この日の大阪城は土曜という事もあって激混みでした;
入城の列も長く、内部も人混みでゆっくり見ることも出来ず…。
丹羽さんに関係あるお土産を買って早々に帰宅。
品の紹介は後ほど。
で、再び夜に大阪城へ。
真田丸にハマってた母親と一緒に「戦国・ザ・リアル」という
真田関係のショーを観に行ったのですがここでは割愛。
なかなか楽しかったですv
合戦シーンもあったり、
プロジェクションマッピングもレベルが高く迫力ありました!
大阪城炎上のシーンは本当にお城が燃えてるみたいでした。
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ここから戦利品のご紹介。
色々あるようでそうでもないです。
母親から長浜に行った時にスタンプラリーで当たったという
戦国英雄カードのセットを貰いました。
近江に関係深い武将が揃っているようで。
…佐和山城主の丹羽さんが居ませんね?
ちなみに磯野さんはいます。
この旅で一番欲しかった品!
大阪城内で売ってるクリアファイル。
某小説家様が紹介してるのを見た時からすごく欲しくて!
賤ヶ岳合戦図屏風絵の部分アップの絵なんですが
どうみても秀吉より丹羽さんがセンターが来てて
丹羽さんグッズのようだよね~ってv
赤こんにゃく、美味かったですv
見た目はレバ刺しみたいですが、
普通においしいこんにゃくでした。
近江の地酒を買うことが出来なかったので
清洲信長・鬼ころしで一杯!
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以上。旅の記録でした。
旅行中は長秀様の存在を近くに感じることが出来て
本当に幸せでしたv
出来ることならずっと佐和山に居たかった…。
しかし、安土の町はほとんど満足に回れなかったし、
佐和山の丹羽さんの館があったと思われる
場所も一度見に行ってみたいので、
いつか、もう一度訪れてみたいと思います!